小説より抜粋

『「あんなに高く昇って、生きていけるかしら」
シータの涙声がパズーをしめつけた。
「うん、大丈夫だよ。何千年も空の上で生きてきた樹だもの」
シータは「巨石の間」にひこばえが生えていたことを思い出した。
巨大飛行石が雷だけの為にあるのではなく、そのような力を持つならば、
パズーのいう通り、大樹や動物達は生きていけるのではないだろうか。』