>>856
まあ脚本に難があることも、だからこそ想像力で補わなきゃいけなくなるのも事実か…。

モリーナと住民の雪解けを早める必要性は別にないと思う。
内部の人(事件の当事者達)の中で怒りと悲しみを長年燻らせていたのが、
突然外部からの刺激(ここでは、自分と面識はないけど事件について知っているらしい「父の知人」であるギラーミン)で噴火、というのはさほど不自然じゃない。

心が弱ってる時ほど、外部の人の囁く悪い噂にフラフラ流されちゃうもんだし。

事件に関わったコーヤコーヤの人達に言われても白々しいと感じるだけだった「かわいそうに」という同情も、精神の不安定なモリーナをぐらつかせるには十分だ。

住民との仲直りよりも、クライマックスのガルタイトとの戦いを通して、強く優しい心を持ったロップルや本来部外者のはずなのに命をかけて戦ってくれる地球人の姿を見て、
自分も強くなろうと立ち上がる…という流れの方がモリーナの心理としては自然なのかな。


ところで、原作の「ロップルノオトウサンモ小惑星デ事故死シタコトニナッテルケドホントウハ…」というチャミーのセリフが映画で削除されてたのは、
やっぱりモリーナのエピソードとのバランスを考えてのことだったのかな。
「父の死の疑惑」を2つ重ねちゃうとやりづらくなるから。