>>154
考えてみるとすごいよね、普通はこの手の異世界友情ものって、
主人公は不可抗力でよその国に放り込まれて、帰りたくても帰れない状況に陥って、色々苦難と戦いながら現地の人と交流を深めて成長していく、ってのが一般的だと思うんだ。

でもこの話は違う。出入口が繋がっている間は、いつでも行きたいときに行って帰りたいときに帰れる。「遊びにいく」という感覚。
だからこそ美しく夢のような理想郷。
そしてそんな理想郷だったからこそ、最後は「行きたいときに行って帰りたいときに帰れる」(つまり、「おれ知らね」と見ないふりも出来たはずの)コーヤコーヤの危機にわざわざ飛び込んでいくんだよね。

異世界ものもヒーローものも世の中には溢れてるけど、こういう種類の話は珍しいんじゃないか?
これこそが作者の技量なんだよな。