クロラの「生きろ」はあくまで「君は生きろ、何かを変えられるまで」なのであって
前半の「生きろ」よりむしろ後半の「何かを変え」ることの方に重点が置かれてると思う

ただ現状に甘んじて生きるだけなら、戦争ごっことタバコとセックスに埋没したキルドレのままでいいのに
あえてティーチャーに挑み、世界(社会)の構造そのものを変革しようと努力することには意味がある

これはまさに今の日本の若者に伝えるべきメッセージであって
世界だの社会だのは二の次で、自分個人の内面を変革するのがテーマのエヴァとも違うし
とっくの昔に革命の思想は捨てたと公言してるパヤオとも違う
(押井もかつてはずっとそういうニヒリズムを匂わせてきたと思うのだが、クロラはそこから脱している)