押井「あのお母さん何のために家に帰ってるの?
   うちに帰ってからもう一度ヒマワリに戻ってるじゃない
   だったらなんでずっとヒマワリにいないのよ?」
鈴木「そりゃだって・・・ねぇ?
   その・・あの後のポニョとソースケのやり取りをしたかったからでしょ」
押井「いやだからあの映画の中でどういう意味があるのかって聞いてるんだよ!!
   最低限の必然性がなかったらダメなんだって・・誰も納得しないんだよ。
   それでもついつい見てしまうのはさ、やっぱ表現力が圧倒的だからだよ」
鈴木「やっぱそういうものが作りたかったんだろうね」
押井「え?」
鈴木「いやだからそういうものを」
押井「うーん、だからねぇ、テーマなんてとっくの昔になくなってるんだよ」
鈴木「構造のない映画を作ろうした事は確かなんですよね」
押井「いやだから構造のない映画を意図して作ろうと思ったんじゃなくてさ〜・・」
鈴木「構造がない事は認めるの。何でかと言えば構造ってのは高畑さんだったから。
   構造にこだわってる限り永久に高畑さんから抜けられないんですね」
押井「いやそれはおかしいよ、だったら自前の構造持てばいいだけじゃん」
鈴木「いや〜だからね・・僕も驚いたんですよ(笑)」