アカリの方が雨の中寂しげにポストを眺めているシーンもあったよなあ。
だからってわけじゃないけど、「どっちが先に手紙止めた」とかいうんでもないような。
具体的な「なにか」があって止めたとかいうんでもなく、
どちらもが、奇跡に期待しつつも自らは無為無策だった。

遠距離経験のある人間の感覚としてなんだけど
「どちらからともなくなんとなく」というのは、「どうでもよくなった」わけじゃないけど
「会いたい話したい気持ちがあっても、話すこと(共通の話題)がなくなった」
「事態の好転を望む気持ちはあっても、どちらにも乗り越える熱意と積極性が足りなかった」
という感じであって、「どちらが先に手紙を止めた」というのはたいした問題じゃないような気がするよ。
仮に、Aが手紙を止めたんだとしても、その前のBの手紙が返答のしようもない内容だったのかもしれない。
Bが先に止めたんだとしても、その前のAの手紙が来るのにも随分間があったのかもしれない。

要するに、二人は、ただ現実に負けてしまったんだろう。
「あともう数年手紙が続けば大学で再会できた」んだとしても、久しぶりに再会したときに
果たして昔の通りの盛り上がりが期待できるか?というプレッシャーに負けてしまっていた。

まぁ現実にはよくある話だと思う。
普通こういうのに浸るのはちゃんとした恋愛ができるまでの話で
こんなに美化せんでも…と思わなくもないw