秒速5センチメートルとほしのこえ、観ました。
両方ともとても素晴らしい作品だと感じました。

ほしのこえの勝手な考察なのですが……

美加子の脳髄だけが偽パトレイバーに浮いているのではないだろうか。
生活シーンがない……というのは根拠にもならないが、戦闘用ロボットに乗るための装備が一切ない。
学生服をずっと意味もなく着用しっぱなしです。
アニメなのだから、象徴的にわかりやすく描けばよく、写実的に描く必要はありません。
そのことは美加子が実際に学生服じゃなくたっていいじゃないかという論拠になるのと同じ理由で、美加子が生身の身体で宇宙にいない理由になりうるのです。
人を本来生存不可能な環境で生存させるのには、多大な労力が必要です。
格別肉体的・精神的に優れているわけでもない美加子は徴用されて戦闘要員として旅立ちました。
誰もがわかっていたはずです。
死出の旅である、と。
必要だったのは優れた人材ではなく、限定的条件を満たす起動・実行ユニットとだったのではないでしょうか。
認識と対処・行動さえできれば十二分です。
五体は鋼。
精神という中枢ユニット維持のため、身体の感覚・幻肢は奪わずにおく。
人体よりもメンテナンスが容易になるうえ、ロボットの操作性も格段に向上します。
携帯が手元を離れる描写は、携帯が実在していないかのようなものでした。
観測データを母艦にフィードバックする中で、「打った」筈のメールの内容を、抽出。
アドレスを偽ることなんて、世界的プロジェクトの中なら朝飯前です。
最後のメールの、ノイズの理由も説明できますし。