初恋の人はたとえ一目惚れの片思いであっても
特別な記憶の場所に居座るもの。
大人となって、通勤電車に揺られて会社へ通う
毎日が当たり前になっても、大切にしている恋愛
の相手がいても、あるときふと初恋の人を想い出
すと、懐かしさとともに、手を伸ばしても届くことの
ない存在を求める、苦みに似た感情をおぼえる。

それは初恋の人への思い。
純粋な気持ちの想い出。忘れていたもの。
手にしてみるとこんなものなのかもしれない夢と現実。
折り合いや妥協かもしれないけれど、今の自分を支
えている大切なものごと。
そして今ではあのひとも知らないところで同じように
大人になっていること。

あの日々から流れた時間の長さと遠さ。
歩んできた人生の長さと今の自分の姿と価値。

あの日と同じ季節、よく似た場所で、
あの人の面影を目にしたとき、何を感じるのだろう。


チャンチャンチャーン♪セーンチ(笑)