>>247
あの結末のやるせなさはネタバレしたところで十分には伝わらない。小説読め。

ところで、「大人になりたい」「強くなりたい」と常に望んでいる点では、「ほしのこえ」の昇と「雲のむこうの、約束の場所」の拓也、「秒速5センチメートル」の貴樹は似てるよね。
彼らはみな、一人の子供にすぎない自分が無力で傷つきやすいということをよく理解している点で共通してる。
大人になって大切なものを守る「強さ」を手に入れることさえできれば、もうこんな辛い思いをすることもなくなるんだと考えて、一秒でもはやく子供の自分を捨て去ろうとあがいている感じ。
で、年月が経って大人になったはいいが、そこに子供のころの自分が憧れていたような強い自分はいなくて、いたのは相変わらず傷つきやすくて弱い自分の姿だった。
俺はどこかで道を踏み外してしまったのか?大人になりそこねてしまったのだろうか?
…というのが新海作品の根幹というか、意地悪なとこだよね。