イノセンス -INNOCENCE- part16
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0856803-804
2007/08/13(月) 06:45:33ID:D+ccuTtr>>855 ↓実はあれの前に、こんな文がある。参考に・・・。
■鏡を看よといふは、反省を促すの語也
■されどまことに反省し得るもの、幾人ぞ
■人は鏡の前に、自ら恃み、自ら負ふことありとも、遂に反省することなかるべし
■(ここも使用された箇所)鏡は悟りの具にあらず、迷ひの具なり
■一たび見て悟らんも、二たび見、三たび見るに及びて、少しづヽ、少しづヽ、迷はされ行くなり
※きついから大雑把に噛み砕きます※
――「鏡を見ろ」ってのは、自分を省みろという意味で使われる言葉けど、
それで本当に自分を見つめなおせる人間が何人いる?
鏡を繰り返し見つめても、人間はそこに映し出される情報に依存しちゃって、
かえって「自覚」から遠ざかってゆく。
初めて鏡を見たときに気付いたシンプルなことが、実は真理だったのにね――
・・・あと、「魔」ってのはもともと、今の人が考えるような「悪」とか「邪」じゃなくて、
梵(マーラ・魔羅)の略。これは悟りを開くことを妨げるものの総称。雑念とか迷いとか。
これ以上は野暮になるからいいか。
つーかこの映画って、ストーリー的には単純なのに、メッセージは複線が絡まりまくってたよな。
フツーの台詞の端々にまで。しかも、キャラ全員がテーマに沿ったことを言うわけじゃないし。
むしろあの煙草吸ってたオバサンとか少佐(?)が去る前のバトーとかトグサとかキム(だっけ)とか、
敢えて、まるで見当違いな台詞(考え方)を言わされてる。
それは物語が結論に至るまでの迷いの過程そのものだから仕方ないけど、
全ての台詞を素直に受け止めちゃう性格の人は難解に感じるのかも・・・。
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