阿部君みたいな子っていたよなぁ。
父親がいなくて母親に育てられてた子なんだけど
お母さんもなくなってしまったのです。
転校が決まっていたのだけれども
大人の都合で段取りが進む通夜の日、尻目に最後、みんなで
おにごっこをしてあそボーっていうシュールなはなしになった。
そのくらいしかその子にしてあげられることないんだって子供心に感じてたよ。
そのこは鬼はしないでいいとか。その子に無責任なふるまいしたら
そいつを軽く叩いたり、子供の上下関係の構図がその日だけ変わってた。
普段だったらそんなことされるはずのないやつが叩かれたりして
せつない思いでや。