http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130306_590546.html

 ノルウェーのOpera Softwareは5日、「Opera for Android」ベータ版を公開した。

 Android 2.3以降に対応し、Google Playから無料ダウンロードできる。今回のリリースは、レンダリングエンジンを
Opera独自のPrestoからGoogle ChromeやApple Safariで使用されているオープンソースの「WebKit」に変更する
決定を行ってから初のバージョンアップとなる。

 「Opera for Android」ベータ版では、Androidネイティブなユーザーインターフェイスや、デスクトップ版ウェブブラ
ウザーやモバイル版Opera Miniで培ってきたノウハウや機能を多数搭載している。

 注目されるAndroidネイティブ対応したユーザーインターフェイスでは、左にパンするとOperaでおなじみのスピー
ドダイヤルが表示され、さらに左にパンすると、ブラウジング履歴が表示される。異なる3つのビューをパンするだけ
で行き来できるようになった。また、アドレスバーとサーチバーが統合されたほか、タブブラウジング機能やプライ
ベートブラウンジング機能も提供されている。

 スピードダイヤルはブックマーク機能も担うようになった。ダイヤルの上にブックマークをドラッグ&ドロップするこ
とで簡単にグループ化でき、行きたいサイトを簡単に訪問できるようになっている。

 新機能としては、パーソナル化されたニュースフィード、「ディスカバー機能」が搭載され、最新情報を常にチェッ
クできるようになった。

 また、Opera のデザインとして特徴的な「O」ボタンは、他のAndroidアプリのデザインと整合性を持たせるために
右上に移動。ここからメニューや設定を行える。メニューからは、後で読めるようにウェブページを丸ごと保存する
機能や、ファイルをダウンロードして名前を変更して保存可能なダウンロードマネージャなどが利用できる。

 さらに、モバイル版ブラウザー「Opera Mini」で培ってきた圧縮技術が、Opera for Androidでもそのまま利用でき
るようになった。これにより、モバイル環境で通信帯域幅が狭い時は「データ圧縮モード」を使用して快適にブラウ
ジングできるようになった。

 今回搭載されたWebKitのバージョンは「AppleWebKit/537.22」「Chrome/25.0.1364.123」だという。このバージョン
はGoogleのChrome Betaと「極めて近い」と説明している。Operaではできるだけ早い開発サイクルに追従していき
たい考えだ。

 なお、現在のβ版では検索エンジンの変更には対応していない。また、タブレット版については、現在ユーザー
インターフェイスの最適化を行っているとしており、後日公開される予定だ。