ところが、NMB、AKB、HKTの3グループで平均のいいね率を比較すると、
これも大方の予想に反し、NMBが最も低い数値となりました。

     平均いいね率
 HKT  10:51%
 AKB  10.07%
 NMB  *9.91%

HKTとは0.60ポイント離されていますし、AKBと比較しても0.16%離されています。
この原因は2つあります。
1つは、一般的に「再生回数が増えると、それに応じていいね率は下がっていく」というモデル構造のなかで、
NMBは戦略として全メンバーともに再生回数が高い傾向にあるため、それに応じていいね率が下がったという点。
そしてもう一つは、プロット図の左上、ゾーン(2)のに左半分に当たるメンバーが、
AKBもHKTも8名程度存在していたのに対し、NMBは小嶋花梨と先日復帰したばかりの研究生、難波陽向の2人しかいません。
ゾーン2の左半分は、俗にロイヤルカスタマーと呼ばれる、「特に推さなくても、ヲタが従順にお金を落としてくれる」人たちが固まります。
そういった人がいない、ということは、常にお金を産んでくれる基盤がない、ということ意味します。

この状況こそ、NMBがいま一番大きな課題を抱えている点そのものになります。
何もしなかったらお金を落としてくれない以上、常にお金を落としてくれるための何らかのアクションを起こしつづける必要があります。
苦境に陥ったときに立て直すことが非常に難しいという危険性をはらんでいます。

しかしその一方で、NMBだからこそのアドバンテージポイントもあります。
それは、ゾーン(1)において、一番右側に位置するトップランナーから、順序良くプロットされている点です。
AKBでは岡田・小栗・村山(・柏木横山)とそれ以外、HKTでは田中美久とそれ以外とでかなり大きな壁ができていたのですが、
NMBではそういった壁はないことがわかります。ということは、強弱を含めて層が非常に厚いことを意味し、
多方面からブームを起こせる構造を完成させています。

実は、もう一つ意外なポイントがあるのですが…それは今回の最後に。