朝日のインタビュー載せとくね

ネットから始まって小説、マンガ、映画、舞台……メディアミックスの時代でも「電車男」の展開とヒットは驚くばかり。そのドラマ版(フジ系、木曜夜10時)の電車男を演じている。
「か弱くて、こんな人いないってぐらい純粋で。だからとても緊張しちゃって不器用。そういう内面がとても大事な役だと思ってやっています」
オタクと呼ばれる人たちをよく知らず、“通”が通うという東京・秋葉原のこぢんまりとした「メードカフェ」にお忍びで行ってみた。4、5時間いたが、客は皆、フランクに話しかけてくれた。
「『ここ初めて?』『よく秋葉原は来るの?』なんて声をかけてくれた。伊藤淳史とは気づいてなかったと思うんですけど、うれしかったですよ」
余計な先入観がなかった分、役に忠実に演じられている。
「オタクって、周りの人が決めることでしょ。何かに熱中し、自分の世界をしっかりもっている。だから、オタクのままエルメスにぶつかって成長していく姿に共感するんです」
4歳の時、とんねるずのバラエティー番組で「チビノリダー」として一躍有名に。ただ中学時代には、サッカー選手を目指して練習に明け暮れた。
「受験でサッカーを離れた時に12歳で主演した映画『鉄塔武蔵野線』のことが急に心にふくらんだんです。そして映画『独立少年合唱団』の主演で、この仕事だ、と確信しました」
いま21歳。電車男は、ネット仲間たちから「前を見ろ」「突き進めーっ!」と励まされ、勇気をもらう。その言葉は芝居でなく、自分自身に響いてくる。つらい仕事は全部、いい思い出になってきた経験と重なって。
「電車男に負けないよう頑張ってます。だからドラマが終わったら、本物の電車男さんにお礼を言いたいんです」