ぐずる子で思い出したが、イベント帰り、地元近くのローカル線内で
元気が有り余ってるのか今にもヒャッホーイと走り出しそうで
うずうずしている5歳くらいの男児と、赤子抱いた母親がいた。
母親は必死で男児の気をそらしたりなだめたり叱ったりしてるが、
3秒たつと忘れるようでもぞもぞきょろきょろ動き出す。
車内にちらほら座っている人たちも、少々うるさいけど
怒るほどでなし、こっちに来たら軽く注意でもするべきかなあ、
あるいは可愛いなあ、あやしてやりたいなあ、となんとなく様子見の空気。

そこに、部活の大会か何かの帰りらしい、制服とジャージ混在の
高校生男女集団が乗り込んできて、セーラー服の女の子たちが
「可愛い〜!」と男児と赤子を見て小声で喜んだ。

さっきまで、ぐてーっと椅子に伸びて頭から床に落っこちかけて
母親に引きずり上げられたりしていた男児、いきなり背筋が伸びる。
膝を揃えて、床に届かない足も静止させ、いい子の表情。

「お行儀良いねえ〜」「お利口さんだねえ〜」と女子高生に
キャッキャされて、照れて体をくねらせつつ姿勢は崩さない男児。
それにますます萌える女子高生と、そんな彼女らにほのぼのする
男子生徒や車内の先客たち。

女児は3歳にしてスイーツと言うが、男児も負けてないなと
降りていく高校生集団に手を振って見送った後も
誇らしげに「ボクいい子!」ときちんと座り続けていた子を見て感心した。